うたばん

昨日のうたばんですが、娘。さんの出演時間は残念ながら短かったですね。
まあ、そんな中でも吉澤さんが良い感じだったので、まあそこは良かったと思います。


吉澤さんの太鼓は格好良かったな〜。
オーディションの時の踊れなかった人が即興でこんなに良い動きするようになるんですよね〜。
吉澤さんの何がすごいって、面白いことをやりながら、ベースの動きは格好良いということを難なくやってしまうことだと思います。
こんなすごい吉澤さんには卒業後ももっともっと活躍して欲しいです。


一方、光井さんの見せ場はほぼ無い状態でしたが、タイコビクスを音に合わせて皆でやるときに(多分)1人だけ、途中でステップを間違って美貴様にぶつかるということがありました。
(いやな顔をすることもなく、さりげなく捌いてくれた美貴様ありがとうございました。)
やっぱり、新人の光井さんはダンスの速習能力は、まだもう一歩という感じですね。
でも、これも多く経験をつめばできるようになると思いますので、これからですよ。
期待してますからね(^^)



で、歌ですが、亀井さんのダンスが良い!
亀井さんのダンスを見ていると全ての動きに必然を感じる動きをしてます。
亀井さんは体を動かすということをかなり高いレベルで理解しているようです。
(もちろん、高橋さんもこれを非常に高いレベルで理解していると思います。)


注:
私の言う必然を感じる動きという意味は、今回はこういうことです。
ダンスは、ポーズ→動き→ポーズ→動き→… と続いていくものなんですが、
①一見止まっているように見えるポーズの時に次の動きのための準備(体を絞ったりとか)をして、
②動きが始まった瞬間に最高速を出し(準備があるからこそできる)、
③次のポーズのところで急減速をかけ、ただ、これも完全に止める訳ではなく、ごくわずかな動きを残して次の動きのための準備をする、
④②に戻る
という感じの運動が連続している状態を必然性のある動きと呼んでいます。
(「必然を感じる動き」を体の各部の有機的な連動という意味で使うこともあるのですが、今回は速度の観点で使ってます。)



一方、光井さんは、まだこのあたりの理解が不足していて(まあ、ダンスを初めて数ヶ月くらいの人に簡単に理解されたら、長いことダンスをやってきている人の立つ瀬が無い)、光井さんの動きは、動きを0から100で表現すると、30から70くらいで動き続けている感じなんですよね。
①ポーズの時に準備できてないからスタートダッシュがかからず、次のポーズ地点間近でようやく70くらいに達したところで減速。
②減速の動きを次の動きの準備動作につなげることができないのでうまく止まらない。(ポーズが流れる。)
③準備できてないから、また次のスタートの速度が遅くなる。
という状況なんですね。
(亀井さんに当てはめると、2(完全に体を止めることはしない)から100(最高速)の速度を活用できるだけでなく、20から80くらいの速度帯は振り付け上必要で無い限りは使わないと表現できます。)
ですので、光井さんのダンスには、まだキレが感じられない訳です。
でも、これは練習しさえすれば、(遅い早いはありますが、)必ず習得できますので、地道に練習して欲しいと思います。


ただ、キレはないとは言え、振り付けをちゃんと覚えきっているということは、とんでもなくすごいことですので、相当努力しているんだと思います。
そんな光井さんの成長と努力を応援していきたいと思います。